連日、保険の見直しプロジェクト進行中のいくらです。
無知なために無駄に何十万円も払ってしまったことが燃料になってます。
今なら一般庶民の中では誰にも負けないくらい住友生命の保険商品に詳しい自負あり。
さて自分の保険の見直しはほぼ決定し収束しつつありますが、問題は母の保険のほう。
保険の設計書ってありますよね。
あれこれ注文をつけて、もう3回10種以上出してもらってます。
手元には設計書の束。
最初に母の担当の保険外交員Aさんが持ってきた設計書は、満足できるものではなく顧客の状況を加味して設計しているとは思えない内容。
「どうせ設計書みてもわかんないでしょ」っていう感じ。
ま、実際、母だとそーなんですけどね。
母経由でその外交員Aさん(埼玉)に設計書を直してもらうのはコミュニケーションが取りずらいので、私の担当の外交員Bさん(東京)に直接母の分も見直してもらうことにしました。会社に出入りしている方でお昼休みにここ3日間毎日来てもらってます。こちらがそれなりの知識を持って意見をぶつけたのが功を成し、相手も真剣に対応してくれました。
最初にAさんが出してきた設計書は3種あったのだけど、現在の保険を単純に減額/特約外しただけの定期保険。すべて80歳で保障終了しちゃうもの。それに入院日額が1万円などまだ無駄がある。日額は5000円でいいのです。
Bさんに変わってもらって、いくつかリクエストを出して最初に作ってもらった設計書は4種。現在のライブワンを単純に減額したプラン1種(参考用)と「Qパック」という医療重視のプランに転換してもらった終身前提プラン3種(リガードありなしとか特約の違い)。
さらにリクエストを出してQパックではなく「ドクターGO」に転換した場合のプランを5種出してもらいました。「終身/80歳/75歳満了払い」「リガードありなし」など。
「Qパック」と「ドクターGO」の違いは。簡単にいえば積み立て(ファンド)があるかないかの違い。あとQパックは50歳以降でないと加入できないものなんだとかで例えば私36歳はこれに転換できない。あとQパックは終身払いができない。
ライブワンからQパックへの転換っていうのは住生のお決まりの流れで、ライブワンで積み立てたファンドをQパックに引き継げるわけです。ライブワンでは80歳までしかない医療保障をQパックに転換すれば終身保障も選べるようになります。今まで加入してきた既得権があるので簡単な告知だけで転換でき、過去に入院歴とか持病があっても基本的に不担保になりません。母の状況的にこの既得権はメリットでかい。
ちなみにライブワンからドクターGOに転換すると、ライブワンで積み立てたファンドは払い戻しになり、終身払いも選択できる。
私は「ドクターGO」でいいかなと思ってる。保険に貯蓄性を持たせようとするから変に複雑になるわけで。保険は保険、貯蓄は貯蓄で分けたほうがシンプルで管理がしやすい。
確かに保険ファンドは1.5%の予定利率(実際には複雑な計算でもっと低い)で利子がつくので、今の超低金利(銀行定期預金が利率0.03%とか笑っちゃうような)時代には1.5%はほんの少し魅力的だけどね。
あれこれ考えて、結論としてとりあえず以下のように見直そうと思ってます。
■現在
ライブワン楽々人生 定期保険 80歳満了
死亡保障1200万/医療保障(日額1万円)/
その他特約てんこ盛り掛け金
19,000円/月(今年9月より
28,000円に値上がり!)
■見直し後
ドクターGO 終身保険 終身保障
医療保障(日額5000円)/がんだけちょっと上乗せ/先進医療
掛け金A
12000円/月(
80歳満了払い 終身保障)
掛け金B
8400円/月(
終身払い 終身保障)
見直しの解説:まず、死亡保障をなくしました。余計な特約も全部なくしました。入院日額も1万円から5千円に減額。ライブワンでは付いていなかった先進医療だけ新たに付加しました。掛け金はたったの160円ほどだし。本当に必要最低限のシンプルな内容。
ライブワンでは80歳で保障がなくなりますが、見直し後は終身保障です。
掛け金は80歳満了払いだと12000円、終身払いだと8400円。
長生きするなら80歳満了払いがお得なんですけどね、迷うところ。
現在63歳なので80歳まで17年間(204カ月)の掛け金総額は
約244万円。
終身払いだと80歳までの総額は
171万円、85歳まで
221万円、90歳まで
272万円。
損益分岐点は87歳ごろです。
しかしつもりつもるとえらい金額ですね。200万円超って・・・
「だったらそれ貯金したほうがよくない?」って考えももたげてきますが、更新値上がりが差し迫っていてその前に転換だけは済ませてしまいたいので、続けるかどうかの結論は転換後に改めて考えようと思います。
コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ないです。
住生ファンドでの貯蓄に重きを置くのであれば、良いと思います。今の銀行金利はないにひとしいですものね。